夢のつばさ福祉フェスタ2008に寄せて

〜第2回 夢のつばさ 福祉フェスタ 2008〜 の開催にあたり、多くの方々にご支援とご協力をいただき開催できましたことを心より深く御礼申しあげます。

また今回のフェスタは、京大より塩瀬先生を、常磐大学より中村先生をお招きし、素晴らしいフェスタを開催することができました。

塩瀬先生の「インクルーシブデザインとはなにか」と「見えない人と言葉でみる美術鑑賞」という講演の反響は大きく、教育関係、ボランティア関係、行政関係、福祉関係者から、「素晴らしい講演を聞かせていただいた」、「勉強になった」という声が届いています。この講演で聞かせていただいた「インクルーシブデザイン」という考え方をどのように会の活動に生かしていけるか、どうすればこの地域に根付かしていけるかを考え、実行していかなければならないと思っています。

中村先生の「さわる星の写真展」は、老若男女、障害者健常者を問わず、多くの人々が、同じ時に、同じ星に触れたり見たりできるように展示され、楽しみを共有しながら壮大な宇宙に思いを馳せることができるように工夫された素晴らしい展示会に感動しました。写真展を見た人たちに、星座の写真を立体コピーした生まれ月の絵をプレゼントしていただきみなさん喜んで持ち帰られていました。『つばさの会』のホームページのトップには星空が描かれています。この時から縁で結ばれていたようなそんな思いがしました。

改めて、両先生にご協力いただきましたことを心より御礼申しあげます。

今回のフェスタのもう一つの目的、「見えない、見えにくい」を体験していただくコーナーでは、レンズを使って白内障、視野狭窄などを体験していただいたり、白杖とアイマスクで単独歩行体験をしていただいたり、視覚障害者用の卓球を体験していただいたりしました。来賓の松下市長も、それぞれのコーナーを回っていただいたそうです。中でも卓球と点字の体験について、「球の音を聴いて打つというのは見ているときよりも実際にやって見ると難しいものですね。」「点字は初めて打ってみてボランティアの方々のご苦労がよく判りました。」と感想を聞かせていただきました。

今年は昨年に比べ、来場者は多くありませんでしたが、講演や写真展、各コーナーを回っていただくことで、視覚障害者への理解を深めていただくという目的は達成できたと思いますし、大成功のフェスタを開催できたと確信しています。

このようなフェスタが開催できたのも、前日の準備、当日の運営、後日の跡かたづけ等々と人的なご協力をいただいた、行政、社協、『もやいの会』、一般ボランティアの方々のお力のおかげだと感謝いたしております。

また、年間予算内でフェスタを開催するだけの財政基盤をもたない私たちのような小さな会では、資金集めに失敗すると会の命取りに繋がりかねません。フェスタを開催する度に財政が傾いていくようであれば、何のために開くのか判らなくなってしまいます。そういう意味で、協賛いただいた方々、広告を集めていただいた方、広告を出していただいた方々、寄付していただいた方々、バザーで協力いただいた方々のご協力のおかげだと感謝いたしております。

ご迷惑をおかけした皆様に対しいま思うことは、日々の『つばさの会』の活動と、フェスタを開催していくことで、多様な人々が共生できる社会を実現していくことこそが、ご協力いただいた方々へ報いていく道だと思っています。

ご協力いただきました全ての皆様、本当にありがとうございました。

中間市視覚障害者の会[つばさの会]会長




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